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SUMMER ELEGANCE REDEFINED

7/04/2025

今年もそろそろ梅雨明けの時期になりますが、湿気が高くて日照りが強い毎日は去年の夏よりも暑く感じられ、そんな時にはベタつかない軽い生地からできたガーメンツを着たくなります。


お客様を訪問させていただいて、真夏で何が一番人気あるかを聞きますと、やはり夏向きスーツはドライでひんやりとした肌触りと、格別な光沢感を放つモヘア混が上下でも単品でもかなり人気が高いと聞き、今までHARRISONSのコレクションでご紹介したことのないサマー・キッド・モヘア生地、CAPE KIDをお見せしたいと思います。
一般的なモヘアと違い、CAPE KIDのサマー・キッド・モヘアは軽くて柔らかい他、シルクに負けない輝きを持ちます。南アフリカ産のモヘアの中でも総生産量が僅か5%の稀少な原料がたっぷり60%も使用されています。


色柄は英国のファブリックらしく、クラシックなものを中心に展開されているこのコレクションは日常着としても使い易く、盛夏でも快適にご着用いただけ日本海側のお客様からも高い評価をいただいております。

BUILDING RELATIONSHIPS WITH FABRIC

6/30/2025

 


新しい2025AWの生地サンプルが揃い、また甲信越エリアへ出張に出るシーズンが訪れました。🚄
 
今回お客様にたくさん写真を撮っていただきましたので、その様子をシェアしたいと思います。
 
撮影されることに慣れていない私は、始終不自然な顔をしていましたが、大好きな生地を目前にしますと真剣な表情に変わります。1枚目は新コレクションの魅力を一生懸命に説明している写真です。


また、一日目の終わりに特別にお客様に居酒屋まで誘っていただき、念願の北陸の地酒と海鮮も山菜も色々と賞味させていただいて、出張で初めて地元特産のお料理を食べることができました。

楽しい時間が一瞬で過ぎて最終日の商談を終え、新幹線の時間までに少し時間があったので雑談をしている所を、お客様がこっそりと最後は結構良い感じの表情を撮っていただきました。


PARTY RECAP

6/20/2025

日本の浮世絵や穂積和夫さんのイラストからインスパイアされた、ゆるく可愛らしい画風をしたこのマスコットを、どこかで見たことはありませんか?



BARBOURや、弊社の取り扱っているFOX BROTHERSのイラストレーションを描かれた、Mr. Slowboy(フェイ・ワン氏)が実は先週来日されました。英国王室御用達ブランドの「DAKS」とコラボレーションして、直筆で描かれた1点物のスーツケースオークション販売を記念してのレセプションパーティーに招待され、夕方にオシャレな街表参道まで。


今までパーティーに招待されたことがなく、一通りご挨拶が終わった後どこで立てば良いか困っていて、場に慣れていない姿を気にして少し恥ずかしかったのですが、その後たくさんの人とお話ができたことも、ご本人が目の前に絵を描いているのを見ることもでき、充実した時間でした。


イベントが終わり勇気をだしてMr. Slowboyに中国語で「一緒に写真を撮ってもいいですか?」と話しかけたら、「中国語を話せたの?」と驚かれて、アートスタイルについてちょっとしたインタビューをして、最後に記念にツーショットを撮らせていただきました。

A QUICK & EASY FIX

6/17/2025

 

帰宅後は着た服をハンガーに戻し、そして次の日の服をアイロンすることは日常的なルーティンですが、ある日ボタンが外れてしまったことを発見しました。

私服でもオーダーしたパンツを愛用している私は、ボタンが取れてしまうことは多数あります。


ベーシックなソーイングスキルを身につけることで、いざボタンが緩くなった時にお直し屋さんで数日待つよりも、自分でできることはとても便利だと思います。


マッチングカラーの色糸はありませんでしたが、敢えて違う色で付け直すのも独特な味が残って、こだわっている感じが出ます。

MOCK LENO, A SUMMER TIME GEM

6/06/2025

Smith WoollensのFINMERESCO

このバンチ名をみてなんだか意味が分かるようで分からない、でも聞き馴染みがあると思いませんか?

実は"Fine Merino Fresco"の3つの単語を組み合わせてスミスウールンズが作ったオリジナルネーミングです。


中を開いて見ますとホップサックと似た特殊な織り方でできたMock Lenoがあります。


シャツ生地やスカーフでたまに見られるレノウィーブを模倣して通気性が良い透け感を表現しており、夏場でも涼しく着られて、ホップサックよりも肉厚でシャリ感が強めで、ベタつきにくい織りです。


VBCの21µ Montecarlo(右)と比べて見ますと、凹凸がシャープで隙間も多めのFINMERESCOのモックレノ(左)は、30℃近いこれからの猛暑に大活躍しそうです。

STAY DRY, STAY COOL WITH SUPERSONIC

5/31/2025


そろそろ梅雨の訪れが近いこの時期、雨に耐えられる涼しい生地をご案内させていただきます。

販売員時代でもオーダーを受けたときに一番売れていたBritannic Collection M502のVBC Supersonic 21µ Stretch Tropicalです。


シリーズ名の通り、ハイツイストヤーン使って伸びてシワになりにくい他、シールをよく見ますと、実は撥水性も兼ね備えている平織の定番トラベルスーティングです。

雨はもちろん、メランジ感が強めな色展開は汚れやシミも目立ないため気軽に着用いただけます。



そして今シーズンのモヘアテーマに合わせて、特有の輝きとシャリ感、清涼感がある肌触りのあるモヘア15%をSupersonicの機能性を加えたNatural Stretch Wool & Mohairは、パンツに使い易いダークグレーやブラウンがまだ在庫あります!

実用性の高さから毎シーズン人気のSupersonic、売り切れる前に是非ワードローブの1着に取り入れてみませんか?


THE BEAUTY OF UNDYED

5/24/2025

 

東京は30℃近い日々が続いていて、街中でジャケパンスタイルの人が増えているのを見て、もしかして今ジャケットの需要が増えている?と思い、HARRISONSのある面白いスコットランド製のジャケティングBURRA BAYを紹介したいと思いました。

 


入社前にMARUKISHI Channelで紹介されているのを見た時に、その暖かいカラーリングで一見「これは秋冬のジャケティングかな?」と思いましたが、ウエイトがなんと260/280gmsと軽すぎず重すぎず3シーズンで着用できる生地でした。


シェットランド諸島の無染色ウールが40%使用されていることにより、カラーによって白っぽいネップもベージュのネップが入り交ざっているのも、瑕疵ではなくこのコレクションの魅力であり、ネップラバーの自分はまた欲しくなります。


この前プライベートで飲みに誘われたお客様もBURRA BAYのジャケットを着用されていて、写真撮らせていただきましたのでその着画でBURRA BAYのウエイト感を想像してみてください~