la mode europeénne sélectionné pour vous

COLOR, TEXTURE, AND JACKETS

5/11/2026

 

だんだんと陽が長くなり、汗ばむような日も増えてきました。
軽やかな装いが心地よいこれからの季節は、季節感のあるジャケットが活躍する時期でもあります。

そこで今回は、毎シーズン豊富な色柄で楽しませてくれる、「アリストン」の2026年春夏ジャケットコレクションをご紹介します。


まず目を引くのが、シーズンごとに発行されるスタイルブック。
アリストンの最新生地を使用したコーディネートが掲載されており、生地単体ではイメージしづらい仕上がりを、より具体的にご覧いただけます。


実際、サンプルだけを見た時には「少し派手かもしれない」「着こなしが難しそう」と感じた生地でも、コーディネート写真で見ると意外と取り入れやすく感じたり、その逆もあったり。
完成形をイメージできるのは、スタイルブックならではの魅力です。


2026年春夏シーズンのジャケットコレクションは、「SPIRIT OF JACK」 をテーマに、「SUNLIGHT」「SUNSHINE」「BLAZERS」という3つのカテゴリーでコレクションが展開されています。

毎シーズン、コレクションタイトルやカテゴリー名にも世界観が込められており、そのネーミングを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。


私自身は比較的コンサバティブな色柄を選ぶことが多いのですが、実際にはお取引先様からは鮮やかなカラーや大胆な柄のご注文も多く、そうした華やかさもアリストンらしい魅力のひとつだと感じています。

また最近では、若い世代のお客様を中心に、きれいな色柄の生地を選ばれる方も増えており、スーツやジャケットを“装う楽しみ”としてオーダーされる方がますます増えている印象です。

皆様は、今シーズンどのような色柄がお好みでしょうか。
ぜひ、アリストンの2026年春夏コレクションをご覧いただき、お気に入りの一着をイメージしてみてください。

THE ART OF WOVEN STRUCTURE

5/07/2026

 

今年のゴールデンウィーク、皆様はいかがお過ごしでしたか。
私は自宅の片付けや洋服のメンテナンスなどに時間を充て、近場でゆったりと過ごしました。

さて、2026年春夏シーズンの新作コレクションをご紹介いたします。

今シーズンから新たに加わった、ハリソンズの「シーブリーズ」。

“ブリティッシュネス”をテーマに、「ブロークンツイル」と「モックレノ」という異なる表情のテクスチャーで織り上げられた、3シーズン対応のファブリックコレクションです。


スーツスタイルに端正さをもたらすブロークンツイル。軽やかさと通気性を備え、トラベルジャケットにも適したモックレノ。
カジュアル化が進む現代においても、オン・オフを問わず装いに品格と奥行きを添えてくれます。


リネン混ならではのメランジ感が、穏やかで奥行きのある表情と独特の風合いを生み出しています。
また、360〜420gmというややしっかりとしたウェイトに仕上げることで、シーズンをまたいで長くお楽しみいただける点も魅力のひとつです。

これまでにない質感と表情を、ぜひご体感いただけましたら幸いです。

THE SWINGING SIXTIES

4/28/2026

先日、1960年代のファッションアイコン、ツイッギーのドキュメンタリー映画『TWIGGY』を鑑賞してきました。

本作は、60年代のファッション界を象徴する存在であるツイッギーの人生と魅力に迫る、初の公認ドキュメンタリーです。


小枝のように細い体、大きな瞳、そしてショートヘアの中性的なスタイル。16歳でデビューした彼女は、それまでの美の概念を軽やかに覆し、一躍トップモデルへと駆け上がりました。ミニスカートを世界的なブームへと押し上げ、“スウィンギング・ロンドン”のカルチャーを牽引。数々の雑誌の表紙を飾りながら、音楽やアートにも影響を与え、時代を象徴する唯一無二のアイコンとなっていきます。

本作では、その輝かしい軌跡だけでなく、彼女が社会現象となった理由や、時代との関係性までも丁寧にひもとかれていきます。


私はもともと、ビートルズやローリング・ストーンズ、そして60年代後半の“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれる時代に強く惹かれてきました。
当時の若者たちが生み出したアート、ファッション、音楽のスピリットには、今なお色褪せない魅力があります。リアルタイムで体験することはできなかったものの、学生時代から不思議と心を掴まれてきました。
ツイッギーもまた、その象徴的な存在のひとりです。

本作からは、鮮やかな色使いや印象的なモチーフを通して、当時の時代の勢いや熱気が感じられます。

もしご興味があれば、ぜひご覧になってみてください。


A FRESH TAKE ON SPRING RAM

4/21/2026

 


2026年春夏シーズンの新作コレクションをご紹介いたします。

服好きの方々から絶大な支持を集めるハリソンズの名作「スプリング ラム」が、この春、待望のリニューアルを果たしました。



チェビオットウールを主体とした英国産原毛を50%以上(295/315gmsのライトウェイトは33%以上)使用し、2PLY・3PLYの強撚糸で織り上げた“スプリング ラム”。しっかりとしたハリとコシを持つ、個性際立つファブリックです。

原毛の採取から製織、仕上げに至るまでの工程は、「英国服地の聖地」と称されるハダースフィールド近郊、わずか20km圏内で完結。地域に根ざしたサステナブルなものづくりも、大きな魅力のひとつです。プロデュースは、当地の名門マニュファクチャラー「ムーアハウス&ブルック」が担っています。


今回のリニューアルでは、生地ネームも一新。

新たにグレンチェックのカラーバリエーションが加わり、さらにストライプ柄も登場。柄物のラインナップがより充実しました。


また、圧巻のカラーバリエーションを誇る無地シリーズ。豊富な色展開により、さまざまなアイテムづくりへの想像が膨らみます。


同コレクションで人気の高いジャケット用ホップサックに、待望のダークネイビーが新登場。個人的にも非常に嬉しいアップデートです。


新たにライトウェイトシリーズが加わり、用途やシーンに合わせてお選びいただけるようになりました。

優れた防シワ性と高い耐久性を兼ね備え、春から秋にかけて活躍するトラベルスーツにも最適な一着です。

ぜひ、これからご出張やご旅行を予定されている方にご検討いただければ幸いです。

FOX AIR - FOX BROTHERS

4/14/2026

 

今回は、長年服地に携わってきた私が選ぶ、お気に入りの第二弾をご紹介いたします。

英国フォックスブラザーズの「フォックス・エア」。


2024年春夏にリニューアルされた本コレクションは、高温多湿な気候においても快適さと品格を両立する、トラベルスーティングの名作として揺るぎない評価を得ています。


クラシックなストライプから、奥行きのある無地、そしてオリーブやサマーブラウンといった洗練されたコンテンポラリーカラーまで、その表現は実に多彩です。

2本撚りの梳毛糸を用いた平織りは、しっかりとしたウェイトを持ちながらも、ドライで清涼感のあるタッチと美しいハリを備えています。シワになりにくく、長時間の着用においても端正な佇まいを保ち続けます。


今回のリニューアルにより、ジャケット向けの色柄のバリエーションが充実し、装いの可能性が一層広がりました。

日中のビジネスシーンはもちろん、アフターワークのカクテルタイムにおいても、さりげない上品さを添えてくれる一着となることでしょう。

私自身は、その中でも普遍的な魅力を湛えたネイビーを選び、スーツに仕立てました。

皆様の春夏の装いに、ささやかな指針となれば幸いです。

ELEGANCE IN WEAVE

4/06/2026

 


一週空いてしまいましたが、2026年春夏シーズンに向けた新作コレクション第四弾のご案内です。弊社オリジナルバンチ「ブリタニック・コレクション」より、イタリアを代表する名門ミル、ヴィターレ・バルベリス・カノニコの生地コレクション③をご紹介いたします。

今回は、もう一冊の「M602」に編集されているスーツ地をご覧いただきます。


まずは、美しいシルクの光沢で人気の“ダブル・ウォープ”。
今シーズンは、淡いベージュやボルドー、グリーンが新たに加わりました。


テーラードファンを唸らせる名作服地“4プライ”。
今シーズンは、ワイドピッチのストライプやハウンドトゥースといった柄物をセレクトしました。


当社エクスクルーシブの生地ネームが付与される“モヘア・クアトロ”。
平織りで290gmsという絶妙なウェイトに仕上げられており、モヘア特有の光沢やハリ、ドライな質感を長いシーズンお楽しみいただけます。


こちらも不動の人気を誇る“モヘアツイル”。
タテヨコに異色の糸を用いて綾織で織り上げられたモヘア混素材で、その美しい光沢を存分にご堪能いただけます。


通年でご着用いただける春夏定番の綾織ライトウェイト“スーパー110's”もご用意。
オールイヤーコレクションとしてご好評をいただいています。
今シーズンは、淡いカラーのストライプや変形ヘリンボーン、シャドウ系の柄が充実しています。


巻末にはフォーマル生地も収録されています。
今シーズンは、パーティーシーンに向けた“ジャカード・ペレンニアル”が新登場。大胆なハウンドトゥース柄が印象的な一着です。

生地への思い入れが強く、つい長文となってしまいましたが、皆様の春夏スーツ選びの参考になれば幸いです。


SPRING WALK AT SHOMYOJI

3/30/2026

週末は暖かくなり、絶好のお花見日和となりましたね。
私もさっそく、個人的に気に入っているお花見スポットである、横浜市金沢区にある「称名寺」に行ってきました。


称名寺の境内には庭園があり、1320年、金沢氏3代・貞顕の代に整備され、その後1987年に復元整備が完了しました。

初めて訪れた際、その美しい景色に魅了され、以来、季節の変わり目にたびたび訪れています。

今回は桜がまだ5分咲きで、満開には少し早かったのですが、称名寺の裏にある市民の森を散策しました。


所要時間は1時間弱のコースで、金沢山の山頂からは東京湾を眺めることができます。

皆様も、お気に入りのお花見スポットはありますか?