la mode europeénne sélectionné pour vous

A QUICK & EASY FIX

6/17/2025

 

帰宅後は着た服をハンガーに戻し、そして次の日の服をアイロンすることは日常的なルーティンですが、ある日ボタンが外れてしまったことを発見しました。

私服でもオーダーしたパンツを愛用している私は、ボタンが取れてしまうことは多数あります。


ベーシックなソーイングスキルを身につけることで、いざボタンが緩くなった時にお直し屋さんで数日待つよりも、自分でできることはとても便利だと思います。


マッチングカラーの色糸はありませんでしたが、敢えて違う色で付け直すのも独特な味が残って、こだわっている感じが出ます。

MOCK LENO, A SUMMER TIME GEM

6/06/2025

Smith WoollensのFINMERESCO

このバンチ名をみてなんだか意味が分かるようで分からない、でも聞き馴染みがあると思いませんか?

実は"Fine Merino Fresco"の3つの単語を組み合わせてスミスウールンズが作ったオリジナルネーミングです。


中を開いて見ますとホップサックと似た特殊な織り方でできたMock Lenoがあります。


シャツ生地やスカーフでたまに見られるレノウィーブを模倣して通気性が良い透け感を表現しており、夏場でも涼しく着られて、ホップサックよりも肉厚でシャリ感が強めで、ベタつきにくい織りです。


VBCの21µ Montecarlo(右)と比べて見ますと、凹凸がシャープで隙間も多めのFINMERESCOのモックレノ(左)は、30℃近いこれからの猛暑に大活躍しそうです。

STAY DRY, STAY COOL WITH SUPERSONIC

5/31/2025


そろそろ梅雨の訪れが近いこの時期、雨に耐えられる涼しい生地をご案内させていただきます。

販売員時代でもオーダーを受けたときに一番売れていたBritannic Collection M502のVBC Supersonic 21µ Stretch Tropicalです。


シリーズ名の通り、ハイツイストヤーン使って伸びてシワになりにくい他、シールをよく見ますと、実は撥水性も兼ね備えている平織の定番トラベルスーティングです。

雨はもちろん、メランジ感が強めな色展開は汚れやシミも目立ないため気軽に着用いただけます。



そして今シーズンのモヘアテーマに合わせて、特有の輝きとシャリ感、清涼感がある肌触りのあるモヘア15%をSupersonicの機能性を加えたNatural Stretch Wool & Mohairは、パンツに使い易いダークグレーやブラウンがまだ在庫あります!

実用性の高さから毎シーズン人気のSupersonic、売り切れる前に是非ワードローブの1着に取り入れてみませんか?


THE BEAUTY OF UNDYED

5/24/2025

 

東京は30℃近い日々が続いていて、街中でジャケパンスタイルの人が増えているのを見て、もしかして今ジャケットの需要が増えている?と思い、HARRISONSのある面白いスコットランド製のジャケティングBURRA BAYを紹介したいと思いました。

 


入社前にMARUKISHI Channelで紹介されているのを見た時に、その暖かいカラーリングで一見「これは秋冬のジャケティングかな?」と思いましたが、ウエイトがなんと260/280gmsと軽すぎず重すぎず3シーズンで着用できる生地でした。


シェットランド諸島の無染色ウールが40%使用されていることにより、カラーによって白っぽいネップもベージュのネップが入り交ざっているのも、瑕疵ではなくこのコレクションの魅力であり、ネップラバーの自分はまた欲しくなります。


この前プライベートで飲みに誘われたお客様もBURRA BAYのジャケットを着用されていて、写真撮らせていただきましたのでその着画でBURRA BAYのウエイト感を想像してみてください~


A CERENDIPITOUS MEETING

5/17/2025

 


週の中過ぎに突然岡山で一緒に働いていた支店長から、「本社のバイヤーになって東京に出張来たから飲みに行こう。」と誘われました。

他店に転勤された時に私が涙出るくらい大好きな上司でしたから、業務を終わってすぐに近くの秋葉原で合流することに。



ドレスアクセサリー系を主に担当しているという事から、私のつけていたALBENIのネクタイに興味を持ち、持たれた時に「柔らかくて形がキレイ、これはええな。」と、芯地のクォリティーに感心されていました。

懐かしい話もファッション業界のトレンド情報もたくさん話していたらあっという間に日が変わってしまい、お別れを惜しみながら深夜に帰宅しました。

PEERLESS COLOURS, SHARP IDENTITY

5/10/2025

ジャケットがいらなくなる暑い日はやはり主役がボトムスになりますよね。

気温が暖かくて晴れの日が多い岡山に帰るGWの4日間に、チョイスしたボトムスがARISTONの鮮やかなインシグニスブルーのORGANIC WASHED JEANSです。


大自然に囲まれたい気持ちが強く朝から県中部の「岡山フォーレストパーク」へドライブして、そこでネモフィラがいっぱい咲いていることを知らずにパンツの色が偶然花々とマッチして合わせている感が出て少し恥ずかしかったです。


オーガニックコットン100%の、ウエイトは伝統的なデニムと同じくらいの380g/mですが、それほど硬い感じはなくとても着やすいデニムで、今シーズンの春夏の大きいサンプル”LIFE & STYLE”に無地5色、プリントの迷彩2色が入っております。


(Pic 4 Sample Page)
アンイーブンな縦落ちが美しくて、ARISTON NIGHTのイベントでナポリから来られたインパラートさんも同じパンツを持っていて、このシリーズを"Absolutely beautiful. Very wow!"と絶賛していました。

YOUR CREATIVE CANVAS

5/07/2025

 


夏の到来が少しずつ感じられる日々が続いている中、そんな日に着たくなるのはやはり吸湿性、通気性や耐久性が高い、夏の代表的な素材の麻と綿のガーメンツですよね。


シアサッカー、コードレーンに、コットンツイルとデニムとリネンを含め、豊富なラインアップを備えたBrezzaの商品をちょうどこの前の休みで着用しましたので、それを思い出してこのコレクションを紹介しようと思いました。



写真の中で私が着用しているCOTTON TWILL STRETCHシリーズは、285g/mでサラリと清涼感があり、5%ポリウレタン混で柔らかくて動きやすくて、その伸縮性により復元力もあり、シワもそれほど気ならないです。



そしてお客様に良くご注文頂いているINDIGO DENIMシリーズです。


少し軽めの260g/mのコットン100%が2色に、厚みが一般的なデニムに近い365g/mポリウレタン混が2色と、シーズン関係なくご着用いただけるこの生地はいつも飛ぶように売れます。

この2つのコレクションに限らず様々なウエイトと爽やかなカラーバリエーションを、カジュアルでもビジネスにも、毎日のコーディネートに色付けて見ませんか?

WRINKLE FREE LINEN?

4/26/2025
 
着ていくうちに生地が柔くなりすぎてカーリングしてしまう事が怖くて、リネンに対して愛憎がある気持ちは恐らく私だけじゃないと思います。🤭
 
「それでもリネンを着たい!」と言う方々に、前の投稿でもメンションした事があったシワになりにくいリネンコレクション、HARRISONSの傑作のSEA SHELLがおすすめです。
 
入社前からずっと気になっていたこのコレクションのサンプルを強く手で握ってみたのですが、クシャッとならないのは本当に驚きです。

リネンファブリックらしくメランジが強めから単色でクリアな物まで、スタンダードなベースカラーとパステルカラーを合わせて計26色展開を、オープンバスケットウィーヴで仕上げた360g/mSEA SHELLは薄すぎず軽すぎず、その肉感はジャケットにしてもパンツにしても綺麗に仕上がるのでしょう。



強さをともなう耐シワ性が優れた、Terylene(テリレン/テレリン)というポリエステル系合成繊維を55%混紡したこちらの生地は寒暖差が激しい今頃こそが活躍させる時です。



GEM UNDER THE SUN

4/21/2025

 


先週は展示会やイベントがあり準備業務に追われ、まだどのリネン生地で今シーズンの4着目を作るのかを迷っています。
 
HARRISONSのリネンコレクションは前リニューアルでご紹介したINDIGOW.BILLFINE IRISH LINENの他にも、もっと私の目を引く隠れ宝石を見つけてしまいました。



ツイルとメッシュ組織で織り上げた、ウール74%、シルク21%、リネン5%の所謂「三者混」のサマージャケティングです。


他のコレクションと違い、バンチネームの通り陽光が糸の間に透き通る250g/mのオープンウィーヴは真夏でも涼しげに過ごせます。


プレーン19色とチェックが7パターンの展開で色によって織り柄も違っていて、それぞれ個性溢れた生地が全27種あります。

奇抜な生地が好きな私は最終的にこのバーズアイ風の赤のSUNBEAMを注文しようと決めました。



SAKURA’S EMBRACE

4/12/2025

 

4月、入学や入社式を終えて新しい生活が始まるとともに桜が綺麗に咲く頃です。🌸

先月出張の時にお客様に「もう東京は暖かいから桜もうそろそろ満開でしょう。」と言われたのを思い出し、土日はいつも疲れて寝てしまう事が多いのですが、とりあえず早起きして外に出ようと決めました。


人混みが多い場所が苦手な私はメジャーなスポットを避けて、自宅から1時間離れた太田区にある桜並木公園に。


住宅街のロードサイドに桜が600mに約90本が立ち並び、上を向くとペールピンクが満開。美味しそうな香りが漂う屋台の誘惑に耐えられずに、一番人が並んでいたタコ焼き屋さんで一気に12個入りを買って、桜のフラワーシャワーに浴びながら美味しい物を食べて良い休日になりました。




DASHING TWEEDS

4/05/2025

 


先週のブログの最後の写真で、何この生地?何この柄?と興味を感じていただいた方が多いでしょうと思いましたので、この機会でロンドン発のDASHING TWEEDSを紹介しようと思いました。

クリエイティビティをキーに、従来のツイードの観念を覆す新奇的なカラーリングやパターンを得意としていまして、この春夏にも新しく6色柄を加えました。


DASHING TWEEDSにヘリンボーンは普通すぎ?と私も思ったのですが、よく見たら縦糸が細く綺麗に詰まった感じは、アローポイントがよりシャープに織り上がって他ブランドにない美しさがあります。


次はカシミヤ5%混のOrlandoです。
太陽に照らされたガーデンのようにブルーグリーンベースと、花々を連想させるピンクのストライプに黄色のパステルカラーコンビは自分の好みにどストライクです。


同じくカシミヤ混のQuentinですがDASHING TWEEDSと言ったらチェック柄でしょう。

コントラストが強めのグリーンの千鳥にライトグレー、エメラルドグリーン、ライラックカラーが重なったウィンドーペンチェックは、ジャケットでもスーツでもおすすめです。



そしてフィナーレにオレンジとブルーのコントラストをより強める為に、ラメ糸とダークグレーのジグザグが入り込んだWhitbread Ritzyは人気が故に8年ぶりに復活しました。



既存コレクションの中で白ベースでクロコ模様したThreadbareは、私が大学生の頃からずっと欲しかった生地で、偶然私とほぼサイズが一緒のシングルジャケットを部長に譲っていただいて、今シーズンの3着目のニューガーメンツとして活躍しています。

TRIP TO THE NORTH

3/29/2025

前回の甲信越・北陸の出張は真冬中の12月で好きな雪を浴びられましたが、今回は訪問先どこでも最高気温が20℃超えで、山々に積もった雪を新幹線の窓からしか眺められなくて少し寂しい気持ちでした。


入社して半年以上が経ちお客様との関係が深くなり、当地の名店のお弁当を用意して下さって、いつもなら移動時間に追われて牛丼とコンビニ弁当しか食べられなかったので、雑談もしながら一緒に食事するのが新鮮で感動しました。


そして中日が過ぎて、木金は富山、金沢では雨の予告で、傘を忘れた私は百均で安いのを買うか...と思ったら訪問先で欲しかったDress GordonのFox Umbrellaが飾ってあって、商談が終わった後に早速購入しその後雨に濡らしました。


そんな楽しい事の連続ですが、ホテルに到着するのがもう夜の9時頃、部屋に入ったらまず着た服と次の日に着る服のアイロンを必ずしてからコツコツと仕事を続けています。

2ND FOX AIR

3/24/2025


東京は先週前半不安定な気候が続き、2回目の雪を朝から見られて幸せな気分でしたが、レザーソールのシューズしか持っていない私は家を出た瞬間思い切り滑りました。😅

また滑らないようにゆっくり歩いて出勤したらこんな気候の中に私が先月オーダーした着用分のスーツが届きましたので、何だか気が早すぎてタイミングが合わなくて笑いました。

 


Fox BrothersFox Air
前回もご紹介しましたが、2PLYのハイツイスト糸を使った平織りであり、他ブランドにない英国生地らしいしっかりとしたハリコシのある質感と少し粗い素材感がとても魅力的です。
 
販売員の時からこのコレクションを愛した私。今度2着目が納品され、最初は生地が少し硬いので野球のグローブのように「ブレークイン」をするために休日に1日履いてみました。


休みですのでパンツしか着用していませんが、この写真では生地の硬さと綺麗な落ち方がしっかり伝わるのではないでしょうか?