2026年秋冬シーズンに向けた新作コレクション、第六弾をご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、英国を代表するマーチャントのひとつ、H. レッサー & サンズの「11 / 12OZ(イレブン・トウェルブ オンス)」です。
H. レッサー & サンズは、20世紀初頭に創業した英国では比較的新しいマーチャントでありながら、その品質において、長きにわたり服地の世界で特別なポジションを築いてきました。
創業以来、一貫して掲げてきたのは「一切の妥協なき高品質の追求」。
それは、装飾的な美しさを追い求めるのではなく、あくまでも「仕立て映え」と「着心地のよさ」を極めるという、英国服地らしい実用美として具現化されています。
厳選された上質な原毛を用い、しっかりと肉厚に織り上げられた服地は、同社が定める厳格な品質基準のもとで徹底した検査が行われ、基準を満たしたものだけが市場へと送り出されます。
また、象徴的なセンターストライプのバンチは、限られた高級テーラーのみで展開されることから、英国ではテーラーの格を示すアイコンのひとつともいわれています。
そして2026年秋冬シーズン、満を持してリニューアルされた「11 / 12OZ」。
サヴィル・ロウでは「バイブル」とも称されるこのコレクションは、数々のクラシックパターンを網羅した、まさにコンプリートコレクションです。
プレインからファンシーまで幅広く揃う豊富な色柄は、350GMSという絶妙なウェイトに織り上げられ、美しいドレープラインを描きます。
光沢をあえて抑えた品格のある表情。
そして、触れた瞬間に感じるクリスピーな質感。
その独特の風合いを生み出しているのが、H. レッサー & サンズ独自の仕上げ技法「ウエストエンドフィニッシュ」です。
どこか往年の“イングリッシュ・クロス”を彷彿とさせる、端正でクラシックな佇まい。
仕立て上がった一着には、時代に左右されない英国服地ならではの存在感が宿ります。
流行を纏うのではなく、仕立てる人の品格を引き立てる。
そんなH. レッサー & サンズ「11/12OZ」の魅力を、ぜひ店頭で実際に手に取ってお確かめいただけましたら幸いです。